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この本は,私自身の育児の悩みについて,いくつもの示唆を与えてくれました。それによって,私自身,どれほど育児に対するプレッシャーが和らげられたか分かりません。 子供と接していると,親としてはこうあってほしいと思うように子供が行動してくれないことに,イライラを感じることが度々あります。また,「のびのびと育てる」といった言葉がありますが,あまりにも抽象的で,実際には,ここでしかるべきかどうかに非常に悩みます。そして,何よりも,自分が子供にしていることが,本当に子供のためになっているか不安になります。 しかし,この本と出会ったことで,「子供の気持ちを認める」ことが親としての判断や行動の原点になることを知り,随分楽になりました。「子供の気持ちを認める」というとごく当たり前のことと思われますが,実際には親がしてほしいように子供を誘導してしまっていることが多いことに気づきます。 この本は,ちまたに溢れるいわゆる育児書とは異なり,育児について教科書的な説明はしていません。育児の様々な場面で必要となる,判断する時に親が持つべき姿勢について書かれています。
02.
ほめられてもうれしくない。しかられればかんしゃくをおこす。子供を育てていると、そういう場面によく出くわしますが、ほめられればますますがんばり、しかられてもそれをばねに伸びようとする力を子供に引き出させる時のほめ方としかり方と前者はどこが違うのか良くわかります。また筆者はこの本を政治家にも読んでほしいと最初にふれます。単なる育児書ではなく少年犯罪などの子供をめぐる社会問題等の問題も包括した内容です。文句なし5つ星の内容でしょう。
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